健康科学イノベーションの本格的展開に向けて!!
日本疲労学会は、本年2014年に節目の第10回目を迎えることになりました。昨年2013年に開業されたグランフロント大阪「ナレッジキャピタルゾーン」のコングレコンベンションセンターで、会員の皆様や展示に携わっていただく方々をお迎えします。
日本疲労学会が、疲労研究会、慢性疲労症候群研究会、文科省振興調整費による疲労研究班、厚労省科研費による小児疲労研究班の4者を母体に設立され、第1回目の学術集会を東京で行ったのが、2005年であります。その後、理事会・評議員会を中心に会員の皆様のご支援・ご助言のもと、毎年、疲労に関わる学術的側面、診断・治療的観点、社会貢献への視点について、討論を深めて参りました。皆様の学会活動を通じ、「疲労研究、疲労に対する医療、健康科学での疲労科学の位置づけ」等が推進され、社会の認知も進んできたと思われます。
今回、「10年間の学会の進歩」と「疲労を制御・克服することの大切さ」を主題とし、5月30日、31日の大阪での2日間の学会期間、大いに健康科学イノベーションの一層の促進について、討論を深めたいと存じます。
皆様、奮って、ご発表・展示、ご参加をお願い申し上げます。また、どうか「健康科学イノベーションの本格的展開に向けて」お力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
第10回日本疲労学会会長
日本疲労学会理事長
渡辺 恭良